法人税の納付方法と期限:決算の翌日から2か月以内に、6つの方法から選ぶ
最終確認日 2026年10月16日
法人税は、事業年度終了の日の翌日から2か月以内に確定申告をし、同じ期限までに納めます。3月決算なら5月末、12月決算なら2月末です。納付方法はダイレクト納付、インターネットバンキング、クレジットカード、スマホアプリ、コンビニ、窓口などから選べます。
法人税 計算ツール(納付期限と中間の期限を表示)
事業年度の開始年月と月数を入れると、確定と中間の納付期限を土日・祝日を考えて表示します。
納付期限を確かめる期限と延長の特例
定款で株主総会を決算後3か月以内に開くと定めている会社などは、申告期限の延長の特例を申請すると、申告の期限が1か月延びます。延長した期間に納める法人税には利子税がかかるため、2か月以内に見込み額を納めておく会社が多くなっています。
法人の消費税の確定申告と納付も、課税期間の終了の日から2か月以内です。法人税の延長の特例を受けている法人は、消費税申告期限延長届出書を出すと消費税の申告期限も1か月延びますが、その間の納付には利子税がかかります。
納付方法の比べ方
- ダイレクト納付:e-Taxで申告し、登録した預貯金口座から引き落とし。手数料はかからない
- インターネットバンキング等:ペイジー対応の金融機関のネットバンキングやATMから納める
- クレジットカード:1回1,000万円未満、決済手数料は1万円ごとに99円(1万円までは99円、2万円までは198円)
- スマホアプリ:30万円以下、決済手数料なし
- コンビニ(QRコード):30万円以下、手数料なし
- 金融機関・税務署の窓口:金額の上限なし、納付書で現金納付
クレジットカード納付の手数料
クレジットカード納付の決済手数料は、国税庁のページの表で、1円から1万円までが99円、1万1円から2万円までが198円と、1万円を超えるごとに99円ずつ増えます。法人税100万円なら手数料は9,900円ほどです。
手数料は国の収入ではなく納付受託者に払うもので、ポイント還元率と比べて判断します。分割払いやリボ払いはカード会社との契約によります。
期限の計算例
2026年4月に始まる事業年度(3月決算)の確定申告と納付の期限は2027年5月31日です。2026年1月に始まる事業年度(12月決算)は、本来の期限の2027年2月28日が日曜日のため、翌日の3月1日になります。
中間納付がある法人は、3月決算なら11月末、12月決算なら8月末にも納めます。計算ツールに事業年度の開始年月を入れると、土日・祝日を考えた期限を表示します。
納付前のセルフチェック
- 国税(法人税・地方法人税・消費税)と地方税(住民税・事業税)の納付先を分けたか
- 30万円を超える額をスマホアプリやコンビニで納めようとしていないか
- 延長の特例を受けているなら、見込み額を2か月以内に納めるか
- 仕訳(未払法人税等の取り崩し)を記帳したか
よくある質問
法人税は分割で納められますか。
期限までに全額を納めるのが原則です。期限後は延滞税がかかります。納付が難しいときは、所轄の税務署に納税の猶予を相談できます。
地方税も同じ方法で納められますか。
法人住民税と法人事業税は都道府県・市町村に納める税で、eLTAXの電子納税や地方税統一QRコードなど、国税とは別の方法で納めます。
消費税はいつ払いますか。
法人の消費税の確定申告と納付は課税期間の終了から2か月以内で、法人税と同じ時期です。中間申告がある法人は年の途中にも納めます。
出典(確認日)
- 国税庁 国税の納付手続(総合案内)(2026-10-16)
- 国税庁 クレジットカード納付の手続(2026-10-16)
- 国税庁 申告期限の延長の特例の申請(2026-10-16)
- 国税庁 No.6610 法人の消費税の確定申告と納付(2026-10-16)
- 国税庁 法人税のあらまし(令和7年版)(2026-10-16)