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英語の納品書(Delivery Note)の書き方

最終確認日 2026年10月31日

まず、よくある答え

英語の納品書は、タイトルを Delivery Note(Delivery Slip とも書きます)とし、納品書番号(Delivery Note No.)、納品日(Date)、納品先(Ship To)、発注番号(PO No.)、納品した物の内容(Description)と数量(Qty)を英語で書きます。代金を求める書類ではないので、金額を書かない形も一般的で、受け取った人の署名欄(Received by)を設けることがあります。

見本(納品書・英語) 日本語は説明のための併記です

DELIVERY NOTE (納品書)

From: Sakura Design (Taro Yamada) (発行者)

Delivery Note No.: DN-2026-0011 (納品書番号)

Date: October 31, 2026 (日付(発行日))

Ship To: Acme Inc. / Attn: Ms. Jane Smith (納品先)

PO No.: PO-88412 (発注番号)

Description (品目・内容)Qty (数量)Unit Price (単価)Amount (金額)
Website design files (ZIP)1
Logo files (AI, PNG)1

Received by: _______________________ (受領印・受領者)

この見本の形で納品書を英語で作る(無料)

登録なしで作成とプレビューができます(PDFのダウンロードはメールアドレスの確認のあとです)。見本の社名・金額・番号は架空のものです。

納品書の項目の英語表記

日本語英語メモ
納品書Delivery NoteDelivery SlipDelivery Slip とも書きます。請求書(Invoice)とは別の書類です。
納品書番号Delivery Note No.
日付(発行日)Date
納品先Ship ToDeliver To とも書きます。
発行者From自分の会社名・屋号、住所、連絡先を書く欄です。
発注番号PO No.Purchase Order No. の略です。相手から指定されたときは、転記を求められることが多い番号です。
納品日Delivery Date
品目・内容Description
数量QtyQuantity の略です。
合計Total
備考Notes
受領印・受領者Received by納品物を受け取った人の署名欄です。
御中・様(訳さない)英語には決まった言い換えがありません。宛先に会社名と、必要なら Attn: 担当者名を書きます。

英語の表記はこのサイトの表記例で、法律で決まった書き方ではありません。ほかの書類の項目もまとめた一覧は請求書・領収書でよく使う英語一覧です。

請求書(Invoice)との違い

納品書は物や成果物を渡したことを示す書類で、請求書は代金の支払いを求める書類です。英語圏の取引では、Delivery Note は荷物に同封したり、納品のメールに添付したりして、相手が受け取った物と数量を確かめるために使われます。代金は別に Invoice で請求するのが普通です。

日本の取引でよく使う納品書兼請求書のように一枚にまとめると、海外の相手は支払いを求められているのか分からないことがあります。英語で出すときは、Delivery Note と Invoice を分けるか、一枚にするならタイトルを Delivery Note / Invoice と両方書き、支払期限と振込先をはっきり書きます。

項目の書き方

発注番号(PO No.)は、相手の会社が発注のときに付けた番号です。海外の会社は社内の照合を発注番号で行うことが多いので、注文書や依頼のメールに番号があれば、そのとおりに書き写します。明細の Description には品名や成果物の名前、ファイル形式などを書き、Qty に数量を書きます。

納品物を受け取った人に署名してもらう場合は、Received by(受領者)と Date の欄を作ります。データで納品するときは署名欄を省き、メールの受領の返信を記録として残す方法もあります。

パッキングリストとの違い

海外へ荷物を送るときに使うパッキングリスト(Packing List)は、箱ごとの中身や重さ、寸法を書く輸送のための書類です。国内の取引で使う英語の納品書とは目的が違い、通関では送り状(コマーシャルインボイス)と一緒に求められます。輸出の書類は[コマーシャルインボイスとは](/guide/commercial-invoice-towa)で説明しています。

インボイス制度との関係

納品書は、それだけで消費税の適格請求書になるわけではありません。消費税法57条の4の記載事項(登録番号、税率ごとの消費税額など)を書けば納品書でも適格請求書として扱えますが、金額を書かない英語の納品書はその要件を満たしません。国内の取引先に対しては、適格請求書の役割を請求書のほうに持たせるのが分かりやすい方法です。

ほかの書類の英語

英語の請求書(Invoice)の書き方英語の領収書(Receipt)の書き方英語の見積書(Quotation)の書き方請求書・領収書でよく使う英語一覧納品書テンプレート(日本語)

よくある勘違い

「英語の納品書には金額を書かなければならない」

→ 納品書に法律で決まった記載事項はありません。受け取った物と数量を確かめるための書類として、金額を書かない形もよく使われます。

「納品書兼請求書をそのまま英訳すれば海外でも通じる」

→ 海外では Delivery Note と Invoice を分けるのが普通です。一枚にするなら、両方のタイトルと支払期限・振込先をはっきり書きます。

よくある質問

データ納品でも納品書は必要ですか。

法律の義務ではありません。相手の検収の手続きで求められることがあるので、その場合にファイル名や件数を書いた Delivery Note を送ります。

納品日と発行日が違うときはどちらを書きますか。

物や成果物を渡した日を Delivery Date として書き、書類を作った日は Date として分けて書くと誤解がありません。

自分の取引で納品書が適格請求書を兼ねるか迷うときは。

記載事項がそろっているかを消費税法57条の4と照らし合わせ、判断に迷う点は税理士または税務署に確かめます。

出典(確認日)

一般的な情報です。個別の判断は税理士・社労士などにご相談ください。