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Suica・PASMOの領収書と利用履歴:券売機・モバイル・駅係員

最終確認日 2026年10月15日

まず、よくある答え

カードは券売機の履歴印字で、26週以内の利用を紙に出せます。

モバイルは会員メニューサイトで、履歴の印刷とチャージや定期券の領収書の発行ができます。

JR東日本の運賃を1回ごとに領収証にしたいときは、改札を出るときに駅係員へ申し出ます。

カードのSuica・PASMO:券売機で履歴を印字

JR東日本の案内では、SuicaやICのマークがある券売機やチャージ専用機で、Suicaの利用履歴を印字できます。Suica・PASMOエリアの機械なら最新100件まで、ほかのエリアの対応機では最新20件までです。

どの機械でも、26週間を過ぎた履歴は表示も印字もできません。1日に20回を超えて使った日や、改札でうまくタッチできなかった利用は印字されない場合があります。

PASMOは、券売機の「チャージ・残額履歴」を押してカードを入れ、履歴表示か履歴印字を選びます。PASMO協議会の案内では基本は直近20件で、一部の鉄道事業者の機械では26週以内の最新100件まで扱えます。

印字に載るのは利用日、入場・出場などの種別、残額などで、利用時刻は出ません。電子マネーで買い物をした分は、店名ではなく「物販」とだけ表示されます。

公式の案内にある取得範囲(2026年10月15日確認)
方法取れるもの範囲
Suicaカード:Suica・PASMOエリアの券売機など利用履歴の印字最新100件、26週以内
Suicaカード:ほかのエリアのIC対応機利用履歴の印字最新20件、26週以内
PASMOカード:PASMO取扱駅の券売機残額履歴の表示・印字直近20件(一部の事業者は26週以内の最新100件)
モバイルSuica:会員メニューサイトSF利用履歴の印刷指定日以前100件、26週以内、前日分まで
モバイルSuica:会員メニューサイトご利用明細書(領収書)・払戻計算書前年同月の取引分まで
モバイルPASMO:会員メニューサイトSF残額履歴、ご利用明細書(領収書)履歴は指定日以前100件、26週以内(当日分は不可)

出典:JR東日本 お問い合わせ(Suicaの履歴を印字したいとき)

モバイルSuica:会員メニューサイトで履歴と領収書

モバイルSuicaのSF(電子マネー)利用履歴は、アプリなら当日分まで、会員メニューサイトなら前日分まで見られます。会員メニューサイトで期間を入れて検索し、「選択した履歴を印刷」で印刷します。

チャージ、定期券、Suicaグリーン券などの領収書は、会員メニューサイトの「ご利用明細書(領収書)/払戻計算書」から出します。発行できるのは前年同月の取引分までです。

モバイルSuicaのFAQでは、このご利用明細書と払戻計算書に、適格請求書発行事業者の登録番号と適用税率が表示されるとしています。アプリに表示される履歴は、インボイスには対応していません。

現金でのチャージ、オートチャージ、Googleウォレット以外の加盟店アプリや他社アプリからのチャージは、会員メニューサイトの領収書に出てきません。現金チャージはその場のレシート、オートチャージはクレジットカードの明細で確認するよう案内されています。

出典:モバイルSuica FAQ インボイス制度に対応した領収書・払戻計算書を発行したい

モバイルPASMO:アプリと会員メニューサイト

モバイルPASMOのアプリでは、「残額履歴」から電子マネー(SF)の残額履歴を確認できます。会員メニューサイトでは「ご利用明細書(領収書)払戻計算書」から必要な項目を選んで印刷でき、SF残額履歴はPDFでも保存できます。

会員メニューサイトで出せる履歴は、指定した日より前の100件までです。当日分と26週を過ぎた分は、100件に満たなくても表示されません。利用できる時間は5時から翌0時50分までです。

PASMO協議会のこのページには、領収書の宛名や登録番号についての記載はありませんでした。番号が必要な場合は、発行した明細書の中に登録番号があるかを確かめ、番号検索で照合してください。

明細書の登録番号を照合する

出典:PASMO 残額履歴やご利用明細等の確認(モバイルPASMO)

乗車1回ごとの運賃の領収証(駅係員に頼む)

SuicaなどのチャージでJR東日本に乗った運賃は、下車して改札を出るときに駅係員に申し出ると、乗車ごとの領収証を出してもらえます。領収証には「ICカード乗車券のチャージ残額によるご利用分」などと書かれます。

後日にまとめて頼むときや、降りた駅以外で頼むときは、使ったICカードをSuicaエリアの駅に持参して係員に相談します。利用履歴を確認したうえで発行できる場合がある、という案内です。JR東日本以外の路線の分は、各鉄道会社に確認します。

モバイルSuicaのアプリでしたチャージやグリーン券などの領収書は駅では出せず、会員メニューサイトから発行するよう案内されています。

JR東日本の券売機やみどりの窓口できっぷを買ったときの領収証は、自動精算機など一部の機器を除き、金額にかかわらずインボイス制度の趣旨に沿った様式で発行されています。

出典:JR東日本 お問い合わせ(SFで乗車した場合の乗車ごとの領収証)

経費精算とインボイス:3万円未満の電車・バス

国税庁のQ&Aでは、3万円未満の公共交通機関(船舶、バス、鉄道・軌道)による旅客の運送は、適格請求書の交付義務が免除されています。運賃を払った側は、一般的には、一定の事項を書いた帳簿の保存だけで仕入税額控除ができます。

3万円未満かどうかは、1回の取引の税込金額で判断します。切符1枚ごとの金額や、1か月分を合計した金額で判断するわけではありません。

帳簿には、通常の記載事項に加えて、この特例に当たることが分かる記載(例:3万円未満の鉄道料金)が必要です。相手方の住所の記載はいりません。

社内の精算でICカードの履歴を証憑として扱うかどうかは会社が決めます。精算の様式や添付の要否は社内規程で確かめてください。

領収書の書き方と必要な項目インボイス対応の領収書

出典:国税庁 インボイスQ&A 問105(公共交通機関の運賃)

よくある質問

26週より前の利用履歴はもう取れませんか。

JR東日本とモバイルSuicaの案内では、26週を過ぎた履歴は表示も印字もできず、モバイルSuicaのサポートでも調べられないとされています。精算が溜まる前に、定期的に印字しておくのが確実です。

履歴の印字に宛名や会社名を入れられますか。

公式の案内には、履歴印字に宛名を入れる方法は書かれていません。宛名付きの書類が必要なら、駅係員に乗車ごとの領収証を頼めるか相談してください。

Suicaで駅の売店で買った物は、履歴で内容が分かりますか。

電子マネーでの買い物は「物販」としか表示されないため、何を買ったかは履歴から分かりません。お店のレシートを保存してください。

スマホを機種変更したら、前の履歴が見られなくなりました。

モバイルSuicaのFAQでは、機種変更でSuica ID番号が変わると、変更前の履歴を見られない場合があるとされています。機種変更の前に必要な分を印刷しておきます。

出典(確認日)

あわせて使える早見表・計算ツール(そろばんノート)

一般的な情報です。個別の判断は税理士・社労士などにご相談ください。