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電子印鑑の作り方

最終確認日 2026年10月24日

まず、よくある答え

電子印鑑は、印影を画像にしたものです。作り方は、無料の作成ツールで名前や会社名から作る、ExcelやWordの図形と文字で作る、紙に押した印鑑をスキャンして背景を透明にする、の3つが一般的です。個人の認印なら直径10.5〜15mm前後、会社の角印なら一辺18〜30mm前後で作り、背景が透明なPNGで保存すると書類に重ねて使えます。

電子印鑑 無料作成ツール

丸印・角印・日付印を作って、背景が透明なPNG・SVG・PDFで保存できます。大きさはミリで指定できます。

電子印鑑を作る

無料ツールで作る

いちばん手早いのは、名前や会社名を入れるだけで印影を描くツールを使う方法です。このサイトの電子印鑑メーカーでは、丸印・角印・日付印を選び、大きさをミリで指定して、背景が透明なPNG(300dpiと600dpi)、拡大しても荒れないSVG、Acrobat Readerのスタンプに使えるPDFで保存できます。

入力した名前はブラウザの中だけで使い、どこにも送られません。印影は画像なので、作ったファイルの扱いには気をつけ、むやみに人に渡さないようにします。

Excel・Wordの図形で作る

ExcelやWordだけで作る場合は、[挿入]の[図形]で円か四角を描き、塗りつぶしをなし、線の色を赤にします。その上にテキストボックスを置いて名前を入れ、文字の色を同じ赤にして、縦書きにしたいときはテキストボックスを縦書きにします。最後に図形とテキストボックスをまとめてグループ化すると、ずれずに動かせます。

この方法はソフトの中で完結しますが、文字を枠いっぱいに広げるのが難しく、大きさの調整にも手間がかかります。毎回同じ印を使うなら、一度PNGなどの画像にしておくほうが扱いやすくなります。

Excelで電子印鑑を使う方法

紙に押した印鑑を読み取る

いつも使っている印鑑と同じ形にしたいときは、白い紙にくっきり押してスキャンし、画像編集ソフトで背景の白を透明にします。ただし、実印や銀行印の印影を画像にして保存すると、悪用されたときの影響が大きいため避けるのが無難です。書類の体裁のために押す印なら、認印や別に作った印影で足ります。

大きさと色の決め方

大きさの決まりは法令にはありませんが、個人の認印は直径10.5mmから15mm前後、会社の角印は一辺18mmから30mm前後がよく使われます。会社の登記に使う印鑑は、一辺1cmの正方形に収まらず、3cmの正方形に収まる大きさと決められています(商業登記規則9条)。

色は朱色か濃い赤が一般的です。背景を白のまま保存すると、書類の文字や罫線の上に置いたときに白い四角が出てしまうので、背景が透明なPNGで保存します。印刷用なら解像度の高い600dpiで作っておくと、拡大しても輪郭がぼやけにくくなります。

出典:商業登記規則(e-Gov法令検索)第9条

作るときの注意

電子印鑑は画像なので、電子署名法の電子署名とは違い、誰が押したかや改変されていないかを証明する力はありません。取引先との契約など、本人が確かに同意したことを残したい書面では、電子署名を使うか、メールのやり取りを保存するなどの方法を組み合わせます。

社内の規程で押印が必要とされている書類に電子印鑑を使ってよいかは、会社の決まり次第です。請求書や見積書に押す場合も、取引先が紙の押印を求めていないかを確かめておきます。

電子印鑑とは(法的な効力)

出典:電子署名及び認証業務に関する法律(e-Gov法令検索)第2条・第3条

よくある勘違い

「電子印鑑を作るには有料のソフトが必要。」

→ 無料のツールや、ExcelやWordの図形でも作れます。必要なのは、背景が透明で大きさが分かる画像を用意することです。

「電子印鑑を押せば、紙の押印と同じ証明力がある。」

→ 画像の印影は誰でも複製できるため、本人が押したことの証明にはなりにくいものです。証明力が必要な場面では電子署名などを使います。

よくある質問

電子印鑑は何色で作るのがよいですか。

朱色や濃い赤が一般的です。書類の色合いに合わせて選び、社内で色をそろえておくと統一感が出ます。

作った電子印鑑の画像はどこに保存すればよいですか。

共有フォルダなど誰でも触れる場所は避け、使う人だけが開ける場所に保存します。

出典(確認日)

一般的な情報です。個別の判断は税理士・社労士などにご相談ください。